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2017年04月17日
【儀式の道具 2】
先日、楽器演奏・練習に関する「儀式」の事を書きました。
今日は作曲モードの時の話です。
ぼくは「海辺を散歩していてメロディーがひらめく」とか「景色を見ていたら曲が降りてきた」というタイプの作曲家ではありません。どちらかというと「曲を書くぞ」という明確な意志を持った上で、鍵盤の前で五線紙と鉛筆を用意して、「うーん、うーーん」などと足掻きながら作る事が多いです。というかそうしないと,出来ない。
なかなかの苦しい時間を長く過ごした後に、ふとしたきっかけで、例えば朝目覚めたときなどに、曲が出来ていることはありますが、足掻いている長い時間の存在が大前提です。
そして、作曲にもやはり「儀式」のようなプロセスがあります。
その道具がこちら。
「グミ・ハイチュウ あるいは ぷっちょ(ソーダ味)」
(フランス映画のタイトル風)
作曲するためには、自分の中の奥深くにある潜在意識というか、人類共通の鉱脈というか、宇宙との交信というか、なにかそういうところにアクセスする必要があります。
私のような平凡な才能の場合、そう簡単にはそこには入っていけないのですが、「グミ・ハイチュウ あるいは ぷっちょ(ソーダ味)」を噛むことで、集中しやすい状態を作り、深いところに降りて行きやすくなるのです。
何故かガムではだめです。
決して、好きで食べたくて食べているわけではないのです。
業務上、必要にかられて、やむなく、食べます。噛みます。祈るように。
したがいまして、「グミ・ハイチュウ あるいは ぷっちょ」購入費は、制作にかかる経費として落とせます。(それだけ別にレシートもらうのも面倒なので計上してませんけれど)
P.S. グミはやっぱり「明治果汁グミ」!!
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2017年04月09日
【儀式の道具】
時間をどの程度さけるかは日によるけれど、ミュージシャン、特にプレイヤーにとっては毎日の練習が一番大事な「仕事」
(そうではないという人もいるかもしれませんね。)
若い頃はそれこそ1日7、8時間とか練習するような時期もあったけれども、40代も後半にさしかかった今、それだけの時間量を確保するのはほぼ無理である。3,4時間出来る日もあれば30分の日もある。諸事情でゼロの日だってある。
そこで、その充実を決める大事な要素が「集中度」。
アウトプットの成果は、そこに費やした「時間」×「集中度」である、という話もある。詰まるところは質量を高めるということ。
(ちなみに若いうちは量がとても大事です。その量が、ある段階で質に転じますから)
練習の集中度を高めるためには入り口での「儀式」が有効。
ぼくの場合はスケール練習です。Logicのシーケンサーに12keyで入力してあるのをゆっくりのテンポから少しずつあげて丁寧に身体と聴覚と脳内イメージを整えます。
そのあと他の練習素材や曲に取りかかると、フロー状態に自分を持って行きやすくなります。
体調や気分がすぐれず、やる気が出ない時でもこの儀式を経て、アルコで右手のとあるエクササイズをしてから(下手な)バッハを弾くと、とりあえずある程度のレベルまで自分を持って行くことが出来るのです。
そんな「儀式」は、仕事や生活のいろいろな場面で当てはめられると思います。
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春 パタパタ電波時計
高校の入学式で初登校した息子。
朝はじめてあったクラスメイトに「うぃす!」って声かけたら「お早う御座います(まっすぐ礼)」と返されて焦ったと笑。
で、その影響か、ぼくが23時頃に帰宅したらなんと勉強していた!!笑
昨日までスマホ三昧遊びまくりだったのに。
まあ、宿題が間に合っていないだけなんだけど。
で、現在午前1時、何故か勉強やめて、随分前に叔父(ぼくの兄)からもらった「大人の科学 パタパタ電波時計」を作り始める息子。
おい、それ、今か・・?
と思うが、ぼくにも身に覚えがある。。。
締め切り前に本読み始めたり、掃除しはじめたりするあれだ。
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