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2019年02月28日
WORKS Basstronika 音源追加
コントラバスの演奏を素材にしたエレクトロニカ要素のあるプロジェクト バストロニカ
WORKS カテゴリに音源を2つ追加しました。
この所連日短い音源を作ってSoundcloudにアップしていました。
【WORKS】カテゴリ Basstronika
例えばこんなのです。無調アブストラクト即興
こちらは調性あり
by iidamasaharu : | コメント (0)
2019年02月01日
〜月に届く響き〜 Moon Jazz Bass
「月に届く響き」というのは、株式会社ムーンギターズ社長 山﨑等さんの名刺に書かれていた言葉。
ぼくが最初にはじめた楽器はエレクトリックベースだった。
高校生の頃、大学生の兄がドラムを始め、その影響で音楽をやろうと思った。
家にあった楽器は古いフォークギターだけで、一番上の弦が切れてなくなっていた。
バンドをやっている友人から聞いた情報に「ベースというのはギターの下4本とチューニングが同じ」というのがあった。
それで、上から2本目の弦も外して、ベースのフレーズを弾いてみたりした。
当たり前だけど全然違う気がして、高2の冬休み、年賀状配達のアルバイトをして、エレキベースを買った。
アイドル雑誌「明星」の最後のページに通信販売の広告があり、そこに出ていたベース。
確か「ハリー」というロゴが入ったプレシジョンベース。一番安いやつで値段も覚えている。1万6900円。
その頃聞いていたのは爆風スランプとかカシオペアとか。
そのプレベでチョッパー(スラップ奏法のことを当時はそう呼んだ)の練習ばかりしていた。
話は数年飛び、大学2年生でジャズ研サークル(モダンジャズ研究会)に入ってコントラバス(=ウッドベース)を弾き始める。
その直前まで弾いていた楽器がMoonのジャズベースだった。
ウォルナットの焦げ茶のボディーにパーツが金色のやつ。確かVictor Bailey(ビクター ベイリー)さんが当時使っていたモデルに似ていた。
ジャズ研ではほとんどコントラバスだけを弾くようになり、数年して手放してしまった。
確かお金がなくて売ったのだと思う。
その後は基本コントラバスだけで、小樽時代にはイベントやサポート演奏などでエレクトリックベースを弾く機会がたまにはあったけれど、自分の楽器を持ってはいなかった。
それが、近年ご縁があって、Moon のサポートをいただき、またエレクトリックベースを弾いている。
Moon Jazz Bass だ。色も気に入っている。
少しずつエレクトリックベースでの仕事も増えてきている。
何より、若い頃からサウンドにもブランドにも愛着がある Moon の楽器というのがとても嬉しい。
光栄なことにMoonのウェブサイトにもMoon Playerとしてご紹介いただいている。
(山﨑社長、誠にありがとうございます。)
最初の話に戻ろう。
「月に届く響き」という言葉にはっとさせられた。
物理現象としての「音」は空気のない宇宙空間は伝わらないけれども、「音楽」にはそれだけじゃない何か、しかもとても大事な、もしかしたら月にも届くような何か、がある。「響き」は時空を超えることさえ出来る。
ぼくもそういう音楽を目指している。
エレクトリックベース用のアー写(アーティスト写真)は、自宅の小さなリビングで、iPhoneで妻が撮影したもの。↑この写真は笑っちゃって不採用になったやつ。
P.S. 次にMoonのジャズベースを弾くライブは3/21 祝日 昼 HABUBAN@cooljojo です。
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